家族が残したデジタル遺品どうする?

 

まだ巷ではあまりなじみのない「デジタル遺品」という言葉。

それでも、最近ではチラホラと見聞きするようになってきましたね。

 

デジタル遺品の中では、「パソコン」「スマホ」「デジカメ」の3つが圧倒的に多いとか。

そこで、今日はスマホに注目してみたいと思います。

 

■シニア層とスマートフォン

 

docomoauなど大手携帯電話会社でもシニア向けのスマートフォンを販売するようになり、操作の簡単なスマホを持つアクティブなシニア層が増えました。

 

ガラケーからスマホに変えることで、「孫とLINEで無料電話できるようになった」「写真をスマホで撮るのが趣味になった」「気分も若返った」等々、シニア層にとってもスマホという新しい機器を楽しんでいる人が増えています。

 

スマホを初期設定するには、androidの場合「Googleアカウント設定」「パスワード設定」などが必要となってきますが、実はその時に設定したアカウントやパスワードの保管が、今、大変な問題になっているそうです。

 


 

■(ケース1)義父が急死し遺されたスマホのロックが解除できない

 

人間だれしも、「明日死ぬかもしれない」と思いながら生きている人はそういません。

ところが、いざ急死してしまうことで持っていたスマホのロックが解除できなくて困ってしまうということが頻繁に起こっているそうです。

 

遺された家族が携帯電話会社に持参するのも一つですが、実際義父が生前どのようなことに使っていたのか、写真フォルダの中身等々、第三者のところに持っていく前に、できれば確認したいと思うのはおかしくはありません。

 

 

■「エンディングノートにスマホの情報も入れてほしい」が家族の本音らしい

 

また、ここ数年ですっかり広まった「エンディングノート」ですが、

残された家族にとっては「死後の財産について」「形見分け」「自分の葬式について」「家族へ託す思い」だけでなく、実務的に困らないようにスマホのパスワードなどのデジタル情報についても記入しておいてほしいと思うようです。

 

でもエンディングノート自体は普通のノートのため、「自分が生きているうちは紙に暗証番号など残すのはちょっと…」と思うシニア層もやっぱり多いとも聞きました。

難しい問題です。

 

 

■紙で見られてしまうなら…デジタルで遺せば安心なのか?

 

こうした個人のデジタル情報を、「ノートに書き残す」のではなく「デジタル情報」として残すという新しいサービスが始まるようです。

 

これによって、生前誰かに見られる心配もなく残せるそうです。

実現すれば、残された家族への負担も減るという家族思いな仕組みですね。

 

そして何よりシニア層だけでなく、今後は夫婦間でも必要になってくるのではないでしょうか?